税理士試験合格までの勉強時間

 今日から8月となりましたが、毎年この時期になると思い出すのが税理士試験です。

 当時の私は税理士試験合格者のブログを見て試験勉強の参考にしていたのですが、税理士試験に合格して税理士となった今、私の体験談も誰かの参考になればと思い、今回から税理士試験に関する記事を書いていこうと思います。

目次

勉強した科目

 簿記論、財務諸表論、消費税法、相続税法、法人税法の5科目を勉強しました。

 ただ、簿記論と財務諸表論は1発合格しましたが、税法3科目については合格まで複数年かかっていますので、2年5科目合格の様な短期合格者に比べ総勉強時間は長くなっています。

1日の勉強時間

 実際の私の勉強時間ですが、受験に専念している時期の勉強時間は1日平均13時間、働いている時期の勉強時間は平日平均3時間、休日平均10時間でした。

 この勉強時間についてですが、1週間の目標勉強時間を設定したうえで、その目標を達成するために1日何時間勉強すれば良いか考えて実行した結果、このくらいの勉強時間となりました。

目標勉強時間の決め方

 当初はネットで調べた標準勉強時間を自分の目標勉強時間に設定しようとしましたが、TACが公表している「150~600時間(理論暗記の時間を除く)」という情報以外参考になりそうなものがなかったので、自分の勉強時間の限界を参考に目標勉強時間を決めることとしました。

 まず私の勉強時間の限界ですが、何度挑戦しても1日15時間を超える事が出来なかったので、この15時間を私の限界に設定しました。

 次に1週間の勉強時間の限界ですが、「15時間×7日=105時間」から5時間を引いた100時間としました。

 最後に、目標勉強時間の設定ですが、100時間を基準としたうえでスケジュールに余裕を持たせるために、受験専念期間は100時間の80%である80時間、働いている期間は100時間の70%である70時間を目標勉強時間に設定しました。

 なお、働いている期間については70時間をそのまま使うのではなく、出社日1日につき8時間を引いた時間を目標勉強時間としました。

総勉強時間

 税理士試験合格までの総勉強時間ですが、1万時間以上はかかったのではないかと思います。

 もちろん、この時間は私の実体験であり、誰もが1万時間以上かかる訳ではないので、あくまで参考として考えてください。

 ちなみに、私の友人に働きながら4ヶ月で相続税法に合格した人がいるのですが、その友人は短期合格の秘訣として「授業で覚えた内容を試験日まで忘れなければ良いだけ」と言っていたので、短期合格したい人はぜひ参考にしてみてください。

 

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