税理士試験受験後の過ごし方

 8/8、8/9、8/10と税理士試験を受験された方、お疲れさまでした。

 今回は、税理士試験受験後の過ごし方について、私の実体験を書いていきたいと思います。

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税理士試験受験後はお盆休みが終わるまで勉強を休む

 受験勉強は、勤務時間以外の時間をどれだけ勉強に充てられるかが勝負となりますので、体にかなりの負担がくることとなります。

 私自身も通勤時間などのスキマ時間や昼休みのほぼ全てを勉強時間に充て、なおかつ自宅では夜1時過ぎまで勉強していたので体調が優れない日が多かったです。

 なので、受験が終わって数日は体調を整えるため勉強はせず、各専門学校の解答速報を見ながら自己採点をしていました。

「あと1日あれば…」の後悔が8月中に勉強を再開することで無くなる

 大原などでは9月から税理士試験の新規講座が開催されるのに、なぜ8月からやる必要があるのだろうか…。

 このように考える方もいると思いますが、私が8月中に勉強を開始していた理由は、「もう時間が無い。あと1日あればもっと覚えられたのに…」という受験前日の後悔を無くすためには早く勉強に取り組むしかないと考えていたからです。

 さらに、お盆休み明けから勉強を始めると他の受験者より2週間以上も早く勉強を始めることになるため、受験当日に「自分は他の受験者より2週間以上も多く勉強したのだから大丈夫」という根拠のある自信が持てるようになります。

解答速報は合格確実ライン以外はあくまで目安

 税理士試験終了後に各専門学校で公表される解答速報のボーダーラインや合格確実ラインについて、ネットでは様々な情報が飛び交います。

 そのため、自己採点の結果を見てから合格発表までの4ヶ月間はモヤモヤした気持ちを抱えながら過ごす受験生が多いのではないでしょうか。

 私自身、合格確実ラインを超えた科目は必ず合格していましたが、ボーダーラインを下回ったのに合格した科目もあればボーダーラインを超えたのに不合格となった科目もありましたので、本当に結果が読めない試験だったと思います。

 今となっては、自己採点の結果が「合格確実ラインを超えていなければ全て不合格」と判断して行動した方が精神衛生上良かったのではないかと思っています。

 仮に合格確実ラインを下回ったのに合格していたとしても「来年同じ科目を再受験するつもりで4ヶ月間も勉強してたのに無駄だった」と思わず「合格できてラッキーだ」とプラスに考えていきましょう。

合格発表までの4ヶ月間は初学者コースの受講か今回の受験で使用した教材+経験者コースで勉強

 私はお盆休み明けから税理士試験の勉強を始めていましたが、具体的な勉強内容については、自己採点の結果が合格確実ラインを超えているか否かで変えていました。

 合格確実ラインを超えているのであれば、新しい科目の初学者コースの申し込みをしたうえで、講座が開講するまでの間は国税庁のホームページに掲載されている税大講本を読むなど受講前の下準備をしていました。

 合格確実ラインを下回っていた場合には、今回の受験に使用した教材で総復習しながら、今回受験した科目の経験者コースを申し込んでいました。

 勉強方法は人それぞれですが、私の体験談もぜひ参考にしていただければと思います。

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