日本FP協会東京支部主催:新入会員向けウェルカムFP研修会に参加しました

半年ほど前の話ですが、2023年7月1日にAP新橋で開催された日本FP協会東京支部主催のウェルカムFP研修会に参加しました。

AFPとなって初めてのイベント(研修会)であり、ファイナンシャル・プランナーとしての活動の第一歩だったのですが、今回はそのときの感想と学びについてお伝えしたいと思います。

目次

研修会のプログラムと内容

この一日のイベントは、FP業務の実務的な側面と、FP資格をどのように活かすかに焦点を当てていました。

プログラムは、経験豊かなFPによるパネルディスカッションから始まり、東京支部の活動に関するセッションでは、スタディ・グループや会員交流会など、私たちが知識を深め、人脈を広げるための具体的な機会が紹介されました。

先輩FPによるパネルディスカッション

研修会の中心的な部分であったパネルディスカッションでは、独立したFPとして成功している3名の先輩FPたちが自身の経験を基に、様々な視点から話をしてくれました。

3名の方は、実際の業務内容、顧客との関係構築、そして業界での立ち位置を確立する方法について語りました。

FPとしてのキャリアを積む上での挑戦や成功体験、これらを踏まえた実践的なアドバイスは、私たち若手FPにとって、実務における具体的なヒントとなりました。

特に、SNSやブログを通じた情報発信の重要性についての話や、ココナラやクラウドワークスなどといったクラウドソーシングを通じたアウトプットの機会を増やすことによる実務経験を積むことの重要性についてのお話は大変参考になりました。

貧困問題と金融教育の重要性

先輩FPは、社会問題としての貧困問題に対するFPの役割についても強調しました。

その中でも、特に若い世代への金融教育の重要性を訴え、長期的な視点でこの問題に取り組む必要性を説いていました。

この話を聞いて、学校では「お金」について学ぶ機会が少なく、社会に出てからも「サラリーマン」であれば会社が社会保険料や税金を計算してくれるので「お金」ついて知らなくても生活できる、ということがある意味大きな問題であるとも思いました。

FP1級をもつ税理士として、自分自身も積極的に「お金」について学び、情報提供する立場にならなければと改めて考えさせられる、そんな内容でした。

「知るぽると」ライフプランシミュレーションの活用


簡単で便利なライフプランシミュレーションができるサイトとして「知るぽると」の紹介がありました。

こちらが知るぽるとのリンクです。

「知るぽると」ではライフプランシミュレーションができるコンテンツがあるので、このコンテンツを利用すれば簡単にシミュレーションが作成できます。

FPに相談するとお金がかかる、FPに自分の財産を公表するのはちょっと…、という方は、簡易的ではありますが自分自身でライフプランのシミュレーションを作成することができるので、ぜひお試しください。

日本FP協会東京支部のスタディ・グループが面白そう

東京支部の活動紹介では、支部の概要と活動内容について詳しく知ることができました。

FPとしてのキャリアを積む上で、、FPとしての成長をサポートするための様々なイベントやワークショップがあり、例えば、定期的な会員交流会や、専門スキルを磨くためのスタディ・グループなどが紹介されました。

会員交流会は、その名のとおり日本FP協会東京支部の会員同士が交流(飲食を含む場合もあり)をして、同業者との繋がりを深めることで人脈づくりや仕事などに活かすことができる活動です。

スタディ・グループは、日本FP協会主催の研修会とは異なり、会員同士で特定分野の勉強会を立ち上げ、その勉強会のメンバーで自主的に研修会を行うものです。

各スタディ・グループごとに特徴があるため、自分で興味を持った分野のスタディ・グループに参加することで、常に最新の知識と実践的なスキルを身に付けることができ、さらに同業者との交流を通じて、新たな視点やアイデアを得ることが自身のサービス向上につながるというお話でした。

私はまだスタディ・グループに参加していないのですが、折を見て参加していきたいと思います。

まとめ

このウェルカムFP研修会は、私たち新入会員にとって、ただの研修会以上のものでした。

今回の経験は、FPとして活動するうえで大変参考になりました。

FPの具体的な活かし方や活動方法については、インターネットや書籍だけでは分からないことも多いため、FPとしてのキャリアを充実させるためにも、みなさんも是非このような研修会に参加してみてください。

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